2007年09月19日

オッパイ戦国時代到来!(身内ネタ)

特報・時はオッパイ戦国時代を迎えた!!

何年もの時をかけて
オッパイキングの座を守り続けてきたオッパイIMAGAWA!!

そのオッパイとはURAHARAに
KYONYUであることを控えめに扱ってきたIMAGAWAに対し、
オープン The 乳、
触りたければ触るがいいと言うかのような
野郎共に危険なオッパイNOBUNAGA!!

「その乳をもっと使え!」
セクハラギリギリとゆうよりもはや手遅れな
フレンズの挑発に載せられたのか、
はたまた同年代のIMAGAWAやNOBUNAGAの台頭に
何か思う所があったのか、
ある時期を境にMEKIMEKIと頭角を現しだした
オッパイTOYOTOMI!!

だがしかし、そんなおっぱいSTORM吹き荒れる
オッパイ戦国時代、おっぱおtheワールドを制する
最強のオッパイが、この戦国乱世に降り立った!!

オッパイTOKUGAWAaaaaaaaaa!!

子供の頃から見てきたとゆう変態もとい、友人のコメント。
「夏が終わってから、
 急に・・・・その、デカくなりました、確実に」

同期のエロ師匠さんのコメント。
「ブラのサイズが変わったはずっ」

eRO小学生のコメント。
「アレは・・・タオルでも詰めてんちゃう?」

吹き荒れる疑惑の嵐、
特派員は遂に本人に直撃インタビューを慣行したっ!!!
(本人のプライバシーのため、一部音声には修正がかけられています)

変態「え、実際デカなってるよな?」

 乳「とゆうか、ブラのサイズは変わりましたね、確かに、二つほど」

変態「いやいやいやいやいや!
   え、それはあの、
   もしAだったらCになりましたかのような!?」

 乳「え、そんな具体的に言わなアカン?」

変態「いえ、言っていただけなくとも、
   つまりそうゆうことですよね?」

 乳「うーん、実はもうちょっと上」

変態「NOooooooooo!!
   それはつまり、BがDになったと!?」

 乳「いや、だからそこまで具体的に言わなアカンもん?」

変態「いえいえいえいえいえ、
   ハッキリ言わなくても、
   つまりそうゆうことでしょう!?」

 乳「まだ、違う」

変態「WOW WOW WOW WOW WOW!!!
   あ・・・ああ・・・、まさか、E-T-KING!?」

 乳「まぁいわゆるそうゆうことやね」

変態「じ・・・じーざす」

 乳「とゆうかAやと思ってたん?」
 
変態「そんなことはけしてございませんが、
   ブラのサイズ的にはいきなりそんなかわるのは
   中学時代から使いまわしてたとかそんなオチかなぁと」

 乳「あ、でもそれはあたりやね」

変態「とゆうことは中学時代から使いまわしてたCが
   ついに限界を迎え、今日のE・E・JUMP祭りを生んだと、
   つまりそうゆうことかKIBAYASI!?」

 乳「オマエ一回ドブに落ちたらいいと思うよ?」


神の奇跡か悪魔の業か、
オッパイ旋風吹き荒れるオッパイ戦国時代、
制するのは、いずれか、それを目撃するのはアナタ自身だ・・・

なお、この文章は一部を除き、
事実をもとにしたノンフィクションですが、
本人のプライバシーや精神衛生のため
事実確認等の突っ込んだ暴走は控えましょう。
どれが誰かわからんぐらいがきっと楽しいやろ?
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2007年09月18日

憧憬

人として、失うモノ。
人として残すモノ。
人として伝えるモノ。
人として勝ち得るモノ。
人として進むモノ。
ゆえに戻れない。

子供の頃はただ、目の前にあるモノがすべてで、
それは自分の気持ちですらそう。

一々の発言に意味などなく、
口をつくのは何の捻りも狙いもないまッさらな要求。
それがかなうもかなわぬもなく、
ただひたすら求め続け、
あるいはそのいくらかは誰かによってかなえられた。

ふと気がつくとそれがどれだけ滑稽かに気づいた。

子供の要求を鼻で笑う大人。それに気づいた。
そこからは少しの狙いと少しの逃げと少しの期待。

足りない頭を少し捻り、大人の狙いを少し先回りする。
それを賢いと思い、それができぬ友人を心の中で笑った。

それからまた少しの時間が流れ、
気がつくとそんな自分を好む人間はいなかった。

そこからまた少し頭を使った。
何がイケなかったのか、何がおかしかったのか、
考えるに連れ、自分の滑稽さに気づき、赤面した。

残ったのは愛だった。
幼き日、自分の拙い願いを笑ってかなえてくれた大人。
幼き日、自分の拙い願いに「それはつたない」と叱ってくれた大人。
しばらくたった日、周囲を見下していた自分と、
それでも友人でいてくれたモノ達。

沢山のモノを失くしたチッポケな自分に残った少しの愛。
ああ、世界はとても暖かい。
なら自分はこの愛を、暖かさを、誰かに伝える人になろう。
自分と同じように、
あるいは自分とは違う何かに囚われている人達に、
沢山の沢山の愛をそそごう、伝えよう、育てよう。

気がつくと僕の周りの世界には沢山の愛があふれているだろう
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2007年04月06日

ナイツ・オブ・ラウンド

199X年、工業用マニピレータの最発展系として開発された
人型起動作業機、AM<アクト・マニピレータ>
来るべき21世紀の象徴ともなりうる
その人類の英知の結晶は瞬く間に世界中に広まり、
様々な産業で革命を興した。

企業はこぞってその開発に着手し、
新たな技術の発見開発はさらなるAMの進化を呼ぶ。

このSF映画から抜け出してきたかのような土木作業機械が
ごく当然にそこにあるものと受け入れられはじめ、
その開発競争の最先端を走るいくつかの国、
いくつかの企業が基盤を築きおえた時、誰かが思った。

『せっかくのロボットだし戦わせてぇなぁ』

画して各企業のプロモーションをかねた見得の張り合い、
戦闘用に改造されたAMによるバトル・コロッセウム
<ナイツ・オブ・ラウンド>が開催された。

人々は熱狂に包まれた。
そこに未来があった。
夢があった。

そもそも主催サイドの責任者がキラキラと夢に溢れた目で

『いやもうあれ、ルールなんて最低限でいいじゃん!
 ロボットはロマンだよ?
 よりかっこいい方が勝ち!
 火薬? レーザー? 何でもあり!』

とか言いきっちゃったもんだから
審判とは名ばかりの審査員の皆さんにアピールするための
ビックリギミックやら必殺技のオンパレード。

一度撃ったら自機の肩関節までふっとぶロケットパンチ、
隙を見て相手機体に高純度金属貼り付けて
水ぶっかけて爆発させるゲッタービームに
超巨大な武士沢ブレード。

一年に一度やってる来るお祭りに人類は夢中になるのだった。
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2006年12月08日

青春

わーたーりーろーかでー♪

せーんーぱーいおかーす♪

こーしーふーるあのこー♪

おーしーりーにかけーた♪

げーこーおーのときーにー♪

ぱーこーぱーこーすーる♪

ろーくーたーいーいちーじゃー♪

ふーぐーりーあーらーいだー♪
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2006年10月16日

夜の国の伝説

あるネットゲームがあった。
プレイヤーが国を興し、
他プレイヤーがその国に参加し、
国は他国と戦争し、
他国が潰れればそのスペースに新たな国を誰かが興す。

絶えることのない戦争をただひたすら続けるそのゲームだったが
長く続くことで暗黙の停滞が訪れた。

生まれたばかりの国を攻めるのは卑怯だ。

自国が潰れた瞬間、人より先に
同じ名前、同じ理念の国を興してしまえばいい。

どう考えても勝てない大国と戦争をして
自国を潰されたくない。

大国と渡り合うのに他国と協力するのは卑怯だ。

事前布告無しの戦争は卑怯だ。

戦争の間だけ友人を自国に呼び込む行為は卑怯だ。

自分が楽しく快適にプレイするために、
様々な俺ルールが飛び出し、
自分が嫌な思いをしたくない多くのプレイヤーが
それを受け入れ、広め、運用した。

国は、長く続けば続くほど資金がたまり、強くなる。
結果、最強の国が誕生した。

「財閥」は、このゲームの最初期から生きながらえてきた結果、
多くの国家に関係者を持ち、最強の要塞HPを誇っていた。

このゲームにおいて国の強さを決定づけるのは
「要塞HP」と「人脈」である。

国を滅ぼす方法は、戦争中に在籍している
プレイヤーを全滅させることで出現する
相手国の要塞のHPを0にすること。

自国の要塞のHPがいくらあるか、
戦争前にどれだけの知り合いが集まるか。
つまりはそうゆうこと。

財閥はこの双方においてまさに最強だった。
財閥に戦争をしかけるものもなく、
それどころか徐々に戦争をする国事態減り始めた。

だが、「黒猫」を名乗る一人の男が
仲間を集め国を興したさいに不用意な一言を放った。

「戦争ゲームなんだから国潰れるの恐れて
 戦争しないなんておもしろくないです、
 何処だろうとかかって来てください、
 全ての猫は財閥上等です」

それまで君主が忙しく、
所属プレイヤーもなぁなぁになっていて
ほとんど戦争をしていなかった財閥に、
一瞬で他国から関係者が集まり
黒猫の国は跡形も無く潰された。

それは、それで、いい。

最強にケンカを売るとはそうゆうことだ。
挑発したのも受けたのも黒猫だ。

だがその後、
またこのゲームは戦争の少ない静かな戦争ゲームにもどった。

だから黒猫は決めた。
財閥を潰そうと。
このゲームを戦争ゲームに戻そうと。
永らえること、安穏と存在し続けることに囚われている連中に、
このゲームの楽しさ、戦争を思い出させようと。

だが、すでに現プレイヤーは財閥の関係者か、
恐れて逆らうまいとするもので溢れている。
ゲーム内で協力者を募れば
一瞬で財閥関係者に伝わり、潰される。

ゲーム外から勧誘してくるしかない。

インターネットを徘徊し、
信頼できそうなものを探し回った。

そして、ゲーム内で信用できる協力者が
20人を超えた頃、黒猫は国を興した。

とは言え、財閥を潰すことを目的としているこの国を、
一瞬で崩壊させるわけにはいかない。
もう一つの目的を前面に押し出す。

「せっかくの戦争ゲームなのに最近戦争少ないと思いません?
 つーわけでウチの国は週1で戦争します。
 手始めはA帝国さん、今週土曜の19時に攻め込みます。
 我々はこの停滞しきったゲームに
 鉄火飛び散る戦争の夜を呼び込むものである」

「夜の国」の始まりである。

外部から呼び込んだ新人20人は
まだまだ戦力として心もとない。
敵主力を撃破し、要塞を破壊できるのは
黒猫と他数名のみである。
敵国には誕生以来生き延びてきたことで育てた
要塞と、中堅プレイヤーがいる。
不利である。
だからこそ意味がある。
ここで、この人数で、この戦力で、
黒猫が暖めていた戦略の効果を実験することが
将来財閥を滅ぼすための試金石になる。

まず、夜の国のプレイヤーは、
土曜日までに敵国のプレイヤー全員に
戦闘をしかけ、誰が誰を倒せるかのデータをまとめた。

そして国民全員にIRCを導入させ、
黒猫の指揮のもとにスムーズな連携を取れるようにした。

そして運命の土曜日、開戦。
開始5分で敵国は跡形もなく消滅した。

伝説の幕が上がった。
posted by ・・・ at 11:09| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月25日

蛇と村人と狩人と子ども

 ある森に人を食う大きな蛇がすんでいた。

 森の外れには人の村があり、

 村人達は森で薪や食料を採っていたため、

 森に出かけるたびに蛇を恐れていた。

 蛇は村人達がその森に入るようになる前から

 その森に住んでいて、

 村人達が入ってくる前は人以外のモノを食っていた。

 村人達が森の木の実や動物を採ったために

 蛇の食べ物が減り、

 仕方なく森に来た村人を食べるようになったのだ。

 村人達はほとほと困り果て、

 遠くの村から狩人を呼んだ。

 狩人は罠をしかけ、蛇を捕らえた。

 蛇に「何故人を喰らうのか」と問い詰め、

 事情を聞いた狩人は、それでも村人のために

 蛇を殺そうとした。

 だが蛇は、「もう二度と人は喰わないから」と命乞いし、

 狩人はそれを聞き入れ、村人を説得した。

 蛇は村人の監視のもと、村に繋がれて飼われるようになった。

 最初は怖がって誰も蛇には近づかなかったが

 ある好奇心旺盛な子どもが話しかけてから

 長く生き、色んなことを知っている蛇は

 子ども達の人気者になった。

 だがある日、子どもが一人、消えた。

 村人達は蛇が喰ったに違いないと騒ぎ立て、

 蛇の捕らえられている小屋に火を放った。

 数名の子ども達が蛇を助けようと

 小屋に飛び込み、焼け死んだ。

 だが蛇は焼け死ななかった。

 蛇は怒り狂い、自らを繋ぎ止めていた鎖を引きちぎり、

 森へ帰った。

 村人達はいつ蛇がまた襲ってくるかと怯え、

 再び狩人を呼んだ。

 森に入った狩人に蛇は問うた、

 「私はオマエとの約束を破ってはいない、

  人を喰ってもいなければ人を傷つけてもいない、

  ただ食べるものの無くなったこの森で、

  悲しみにくれ、飢えて死ぬだけだ、

  そんな私にオマエが何の用だ?」

 「人はオマエが怖いのだ。
 
  オマエがこの森にいるだけでいつ喰われるかと気が気じゃない、

  安心したいから異形のオマエを何とかしたい、

  オレも人だからその気持ちがわかる、

  だからオレはオマエを殺すのだ」

 嘆き悲しむ蛇の心臓に鏃が突き立ち、蛇は死んだ。

 狩人は遠くの村へ帰り、

 最初に消えた子どもは、

 森外れの崖の下で転落して死んでいるのが見つかった。
posted by ・・・ at 22:25| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月20日

本当にあった怖い話

深夜のコンビニ・・・。

ある、髪のカラフルなチンピラが、
漫画雑誌を立ち読みにやってきた・・・。

だが発売日を数日すぎたその日、
目的の雑誌は一冊しか売れ残っておらず、
その一冊は一人の少年が立ち読みしていた。

目的にしていた雑誌が人の手にあることで
イラついたカラフルな馬鹿者は、
脅しつけて奪うことにした。

「おいこら、のけ」

少年は無視を決め込んで立ち読みを続ける。

「聞こえとんのか、のけ言うとんのじゃ」

決まり文句の常套句はしかし、いつものように
相手を震え上がらせない。

この事実が馬鹿者を実力行使に出させた。

「おい、聞いとんのか!?」

肩をつかみ、自分のほうを向かせ、
過去多くの中学生を威嚇してきた
自慢のガンツケを飛ばす!!

少年が口を開きだす。
馬鹿者は笑った、屈服の言葉が飛び出すのを確信して!

「・・・まんこ」

「え?」

「まんこ」

ワケがわからなかった。
目をそらし、服従の目で謝罪しながら
場所と雑誌を譲るはずだった少年の口から飛び出した言葉はしかし、

「まんこっ」

「え、いや、あの」

「まんこ?」

「あの、ね、おれ、たちよみ、したくて」

「まんこ〜」

「ご・・・ごめん」

馬鹿者は逆に目をそらし、萎縮して立ち去った。

後に少年は語る。

「まんこってほんま万能やわ、
 オマエも仕事中客にからまれたら使ってみ」

絶対いやじゃ!
posted by ・・・ at 08:14| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月16日

幼き情景

小学生の頃、
公園の茂みや体育館の裏に落ちていたエロ本。

今思えば捨てられてアタリマエの
おそまつな内容だったそれだが、
あの頃は初めて出会ったそれに、
滅多に出会えぬそれに心をときめかし、
股間をときめかせた。

そう、お粗末な内容だったのだ。
そんなもの、二束三文で買えるようになった今では、
歯牙にもかけない、そんなお粗末さ。

今、私の部屋に貯蔵されているいわゆる「秘蔵物」、
これを小学生の頃の自分に見せられれば、
興奮のあまりCHINKOが破裂して部屋中に
イカすアートがえがかれるかもしれない。

母「マサシー、おやつですよー・・・?」

母が目にしたモノは、
人として一度生を受けたならば、
絶対にさらしたくない、そんな死に様の息子だった。
posted by ・・・ at 08:16| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月09日

音速漂流

人生を道だと思っていた。

自らが選び、自らが歩いたその軌跡は
確かに自分の後ろに連なり続けるのだと。

そして目の前にはこれからも新たな道があり、
自分で選べる選択肢があるのだと。

だがそんなものは幻想でしかない。

今、自らの過ごした一瞬一瞬の時間は、
認識すると共に何処にもなくなり、
閲覧することも戻ることもできない。

ただあやふやな記憶の中で、
虚ろに想像できるだけだ。

目の前に広がる選択肢など
望んで知覚できるはずもなく、
それは一瞬後一瞬後に勝手に飛び込んでくる。

この人生を例えるなら道などではない。

目隠しをされ、
ただ何が起きるかもわからず漂い続ける海か
それとも船の故障で投げ出された漆黒の宇宙か。

そんな不確かで危険な一瞬を、
誰もが彷徨い、あがき、生かされる。

その先に道はない、
戻るべき道も、進むべき道も
posted by ・・・ at 08:13| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

別離の火

 初めて自らが率いる兵士達を睥睨した時、
 初めて戦場の風を感じた時、
 私が思ったのは、
 私もまた、私の嫌いな父や兄のように
 多くの人を殺すのだろうということだった。
 そして父や兄と同じように
 そのことを悔やみ後悔するのだろうということだった。

 一族や国民の手前、
 けしてその悔やみを表に出さず、
 酒に浸り、
 誇らしげに自らの罪を語る姿を
 幼い頃から見上げていた私は
 母にすら見えなかった二人の悔やみを
 後悔を、悲しみを感じていた。

 そして戦場に立った私は、
 父や兄以上に殺し、
 父や兄以上の英雄となった。

 ただ、父や兄と違ったことは、
 私は悔やみもしなければ後悔もしなかったことだ。

 一人殺すごとにその血が私を鍛え、
 万人殺させるごとにその怨念が私を鍛えた。

 ある時、友は私に問うた。
 何故そこまで強くあれるのかと。

 私は答えた。

 私には、殺すことで守りたいモノがある。
 殺すことでしか守れないモノがある。
 ならば私に殺された者達は
 私に殺されることで
 私の守りたいモノを守ったのだ。
 例え彼らの本意でなかったとしても
 彼らはその為に散ったのだ。
 つまり私に守られたモノ達は、
 私が殺したモノ達によって守られたのだ。
 で、ある以上、私が殺したことを悔やむのは
 私が守ったモノ達の安穏を汚すことだ。
 私が殺したモノ達の怨念を汚すことだ。
 私は私が守ったモノ達と
 私が殺したモノ達の誇りにかけて、
 多くを殺したことを誇りに思うのだ。

 友が悲しい目をして空を見上げ、言った。
 オマエはすでにして人を辞めたのだな、と。

 そうなのだろうか。
 きっとそうなのだろう。

 幼き頃から共に生き、
 いずれは共に逝くのだと信じていた友だった。
 些細なことで遊び友達から孤立した少年の日も、
 戦場に赴くのだと愛した人に別れを告げた冬の日も、 
 父や兄の武勲から上官に疎まれ、
 死地へと追いやられた血雨の日も、
 戦図一つと万の敵を灰にし、英雄になった日も、
 常に共に駆けた友だった。

 その友が、遠く離れたのを感じた。

 つまる所、その時彼は英雄から人へ戻り、
 私は英雄から伝説になったのだ。
  
posted by ・・・ at 02:53| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする